親子で遊びながら学べるスペースも 新松本市立博物館オープンへ【長野・松本市】

松本市の新しい市立博物館のオープンを前に、内部が公開されました。子どもと一緒に楽しめるスペースもあります。

7日オープンを迎える松本市立博物館。

■松本市・臥雲義尚市長
「開智学校と並んで〝学都〟のシンボルである博物館がスタートしたことの意義は極めて大きいもの」

旧市立博物館の老朽化などにより、総事業費およそ90億円で、大名町通りに新築されました。
3階建てで、延べ床面積は以前の2倍以上です。松本の歴史や文化を紹介する常設展示の目玉は、江戸時代後期の松本城下町のジオラマです。当時の街並みや人々の暮らしぶりをうかがえます。

■記者
「博物館には展示施設だけでなくこんな場所もあります。親子で遊びながら学べるスペースです」

「遊び=学び」をコンセプトに、遊びながら松本の文化に触れることが出来ます。

■松本市立博物館・加藤孝 館長
「松本の街並みにも調和する、それでいて先進的なデザインの新しい博物館。この博物館から松本の文化を発信していければ」

博物館が立つ土地は当初2030年3月までに返還する契約でしたが、市が所有者と協議し、新たに30年間の契約を先月結びました。7日午前9時にオープンし、高校生以下は無料です。

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