ちばリトルベビーハンドブック作成 千葉県

ちばリトルベビーハンドブック作成 千葉県

 千葉県は低体重で生まれた赤ちゃんの身長や体重を記録しやすく、母子手帳と併せて使う、「ちばリトルベビーハンドブック」を作成し、必要な人に活用を呼びかけています。

 ちばリトルベビーハンドブックは、低体重で生まれた赤ちゃんやその家族を支えようと、県が作成していて、出生体重が1500グラム未満の子どもとその家族、もしくは2500グラム未満の低出生体重児で冊子が必要な人を対象に配布しています。

 冊子の中身は、通常の母子手帳では、体重を記録するグラフが1目盛あたり500グラムや1キログラム単位となっているところを、200グラム単位とすることで、低体重の赤ちゃんの成長が記録しやすくなっています。

 また、低体重の赤ちゃんが過ごす時間が長い新生児集中治療室=いわゆるNICUについても知ってもらおうと、実際にNICUで働くスタッフから寄せられたメッセージや、よくある質問を載せ、必要な支援情報をまとめています。

 さらに、冊子のデザインは、チーバくんの作者の坂崎千春さんが手がけていて、ページをめくるたびに様々なチーバくんが出迎えてくれます。

 なお、県は、配布予定数を4000部としていて、配布は、県内に12か所ある周産期母子医療センターと、市町村で行っているということです。

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