「ふるさと大好き給食」 児童が育てたコメで五平餅づくりに挑戦【長野・天龍村】

天龍村の小学生が五平餅作りに挑戦しました。コメは自分たちで育てたものです。

炭火で焼かれて、画面のこちら側にまで甘じょっぱい香りが漂ってきそうです。五平餅作りは天龍小学校で10年以上続く行事です。
挑戦したのは、天龍小学校の全校児童23人!五平餅にぬるのは、クルミ味噌。地元の主婦たちが作り方を教えます。すりつぶしたクルミに、味噌や砂糖、ゴマを混ぜていきますが…

■児童
「お茶!お茶の味する?」
■主婦
「お茶の味はしない」

とろみを出すため一般的にはお湯を入れますが、村特産の緑茶も入れるのが〝みそ〟です!

「結構うまそう」

五平餅にするうるち米にもこだわりが!5年生と6年生が自分たちで育て、先月、収穫しました。

炊いたコメをすりこ木を使って潰し  専用の型に詰めていくと… 見たことがある形になってきました!

あとは、自分たちで作ったクルミ味噌をぬって  焦げないように回しながら焼いていきます。

■1年
「楽しかった、美味しそう」

完成した五平餅は、給食に!牛乳以外全て地元の食材を使った「ふるさと大好き給食」として、給食関連の業者などにも振る舞われました。

■給食関連の業者
「パリっとしていておいしい。買ってくるものよりきれいに表面が焼けていておいしい」

■1年生 
「やわらかい。(出来は)1000点です」

自分たちで収穫したコメの内、使いきれなかった分は今後の給食や12月の餅つきに使うということです。

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