3連休の県内で山岳遭難多発 2人死亡 9人重軽傷【長野】

資料

3連休の県内で山岳遭難が相次いでいます。
8日までの2日間に2人が死亡、9人が重軽傷とみられます。

北アルプスの大天井岳では8日、千葉県の団体職員の男性(48)が標高2700m付近でおよそ100m滑落し、頭を強く打って死亡しました。

また同じころ、戸隠山の難所として知られる「蟻の塔渡り」では、東京都の会社員の男性(59)が岩を乗り越えようとしてバランスを崩し、およそ200m滑落して死亡しました。警察によりますと、県内の山岳遭難は8日までの2日間で15件発生。このうち転倒などにより9人が重軽傷を負いました。警察は天候や体調・技量を十分に見極めて登山するよう呼びかけています。

© 長野朝日放送株式会社