大切にされてきた「ぬいぐるみ」や「人形」別れを告げる JAかみつがの人形供養祭

 大切にされたきた「ぬいぐるみ」や「人形」に別れを告げる「人形供養祭」が9日、鹿沼市の葬祭センターで開かれました。

 役目を終えたぬいぐるみや五月人形、ひな人形などが次々と運び込まれます。

 人形供養祭はJAかみつがが、地域貢献活動「くらしの活動」の一環として、毎年、鹿沼市と日光市で開いています。

 新型コロナの影響で3年ぶりに行われた去年(2022年)は、2つの会場を合わせていつもの年よりも多い約930件の申し込みがありましたが、9日は雨だったためか約100件に留まりました。

 訪れた人たちは、祭壇の前で手を合わせて思い出のつまった人形との別れを惜しんでいました。

 持ち込まれたぬいぐるみや人形は、今宮神社の神職によって供養されます。

 今月(10月)22日には、日光市の森友ホールで人形供養祭が開かれる予定です。

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