訪露の鈴木参院議員に維新の会10日にも処分

 今月1日~5日にかけ党へ事前届なくロシアを訪問、外務次官らと会談した日本維新の会の鈴木宗男参院議員に対し同党は10日にも鈴木議員を処分する方針。

 鈴木氏は8日の自身のブログで「北方領土元島民の平均年齢は88歳である。『元気なうちにもう一回、先祖のお参りをしたい、故郷を見たい』と言われたら、黙っていられない。漁業者、関係者から『安全操業お願いします。魚取らせて下さい。生活が懸かっています』と言われれば動くのは当然ではないか。それを『行ったのが悪い』とか『発言がケシカラン』(ロシアの勝利を確信している旨の発言などを指す)というのは何の権限で言っているのか」と言動非難されることには納得しかねる旨を書いている。

 「ロシアが勝つと私の認識を述べたことに何の問題があるのだろうか」と。ただ8日の記者会見で「党の処分は受け入れる」としている。処分が自身の現地での発言などに対してのものであった場合には法的措置も視野に弁護士と相談する考えも示している。(編集担当:森高龍二)

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