三浦信祐参院議員に聞く公明党の大臣ポストは1つでOK?TikTokの裏側とは?選挙ドットコムちゃんねるまとめ

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2023年10月7日に公開された動画ではゲストに公明党参院議員の三浦信祐氏をお招きし、公明党のTikTokや内閣改造について語っていただきました。

公明党の大臣ポストは1つでいいの?

【このトピックのポイント】
・公明党TikTokは党のSNSチームが作成
・公明党議員の人数的には大臣のポストは1つで十分
・三浦氏自身は大臣ポストに興味なし?

三浦氏のプロフィールは以下の通りです。

工学部卒業で理系の三浦氏。政治家という仕事はまったく想定していなかったそうで「志してない人がやる公明党の典型的なパターン」とコメントし笑いを誘いました。

しかし、東日本大震災を経て政治と研究技術の間に距離を感じ、それを埋める仕事が必要と考え政治の道に進むことを決心したとのことです。

今回は以下の質問からいくつかピックアップして三浦氏に回答していただきました。

TikTokネタづくりの裏側

公明党のTikTokが話題になっています。最初の投稿には山口那津男代表が出演し、六法全書をを暗記しているかどうかチェックされるという内容でした。

MC乙武洋匡「衝撃のネタでしたけど、最初にご覧になったときどう思いましたか?」

三浦氏「まず最初の質問にきちっとお答えされていたので、これ怖いなっていうのが率直なところですね。(中略)長年代表やってきただけあるなって」

公明党としては、若い世代にどうやって興味を持ってもらうか常々議論があったと三浦氏。自身も青年局長として若手と議論を重ね、その結論の1つがTikTokだったとのことです。

初回以降もたびたび山口氏が出演していることに対し、MC乙武は「表情観ていると楽しそう」「若い方にも可愛らしいおじいちゃんだなって」と評価。親近感のある内容になっているようです。

また、公明党本部だけでなく神奈川支部のアカウントも設置されており、そちらには三浦氏が出演する投稿も複数あります。

支部アカウント設置の経緯について、三浦氏は「TikTokをさらに現場寄りにしようという動きが出てきました」と説明。若い世代との距離を縮めるための試みのようです。

三浦氏「何でもやります!といったらこういう風になったということです」

支持者からは「親近感がわいた」と反応は上々とのことです。今後の投稿についてMC乙武が「踊ってみたとかあるじゃないですか」と提案すると、三浦氏は一瞬固まって「(スタッフに振られるから)編集してもらいたいくらいですね」と一言。

踊るのは苦手なようですが「何でもやりますよ」と力強くコメントしました。

ちなみに、企画は党のSNSチームが主体となって取り組んでおり外注はしていないとのことです。

内閣改造・役員人事のポイントは?

9月13日、第2次岸田再改造内閣が発表されました。改造内閣の顔ぶれについて、三浦氏は過去最高タイとなる5人の女性閣僚が起用されている点に言及。

また、新入閣が半分以上の11人にのぼる点、官房長官などが留任している点を踏まえ「フレッシュかつ継続性ということが明確なメッセージになっているのかなと思います」とコメントしました。

入閣待機組の消費との批判に対しては、「総理の適材適所という視点はぶれていない」と三浦氏。経験豊富な議員が大臣になることは妥当とし「訴えたことを受け止められるメンバーだと思います」とコメントしました。

副大臣と政務官が女性ゼロである点については、違和感を覚えるところもあるようで「もう少し手前の段階で調整しても良かったんじゃないかな」と本音を漏らしました。

公明党からは斉藤鉄夫氏が国交大臣として留任しています。MC乙武が「大臣ポストは1個でいいんですか?」と切り込むと、三浦氏は自民党と公明党の規模の違いに言及。

大臣を増やすと委員会や国会での取り組みが難しくなるとし、「きちっと役回りを果たすことに全力投球してもらうことが大事だと思う」と、大臣以外の仕事にしっかりと取り組むことが重要との見方を示しました。

三浦氏自身がなってみたい大臣ポストについて問うと「実は正直ない」と三浦氏。「現場の小さな声から形にしていくっていうことをやり続ける政治が、僕は向いていると思っています」と政治観を語りました。

動画本編はこちら!

予想外の連発?公明党TikTokネタ作りの裏側とは!

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