13代目の「ゼクシオ」ドライバーか? 適合ヘッドリストに画像掲載

R&Aの適合リストに掲載された「ゼクシオ」最新作とみられる画像。「Type 1」(左)と「Type 2」(右)(USGA)

ゴルフルールを統括するR&Aと全米ゴルフ協会(USGA)の適合ドライバーヘッドリストが9日に更新され、今秋の発売が見込まれている住友ゴム工業「ゼクシオ(XXIO)」シリーズの最新作と思われる2モデルの画像が公開された。

「ゼクシオ」は、2000年に展開をスタートしてから日本のゴルフギア市場をリードしてきた人気シリーズ。初代の登場からほぼ2年に1度の周期で新作を送り出しており、今年はその発売年に当たる。近年は北米地域や韓国を中心とした海外でも販売数を伸ばしており、注目を集めている。

13代目「ゼクシオ」の左利き用モデルとみられる「Type 1 (LH)」(左)とレディスモデル(右)(USGA)

リストにはモデル名が「2024 XXIO Type 1」、「2024 XXIO Type 1(LH)」、「2024 XXIO Type 2」、「2024 XXIO Type 3 Ladies」と表記された4枚のソール部分のモノクロ画像が掲載されている。ソール中央部に「XXIO」のロゴが刻印された「Type 1」と「Type 1(LH)」は「ゼクシオ」13代目とその左利き用、色違いの「Type3」はそのレディスモデルとみられ、いずれもソール後方にウエートのようなものが確認できる。

また、上記3モデルとデザインが異なる「Type 2」にはソール後方に「X」のロゴが入っており、「ゼクシオ エックス」の後継モデルとみられる。前作から搭載されているネック部分の弾道調整機能は今作にも踏襲されているようだ。

適合リストにはフェース素材に関する記載があり、4タイプともに「BiFLEX FACE」という表記が確認できた。従来モデルのカップフェースとは異なる新たなテクノロジーが搭載されている模様。そのほか、4タイプの概要欄にはクラウン部分について「ACTIVWING」という記載がある。前作「ゼクシオ12」シリーズドライバーで初採用された、空力コントロールによりヘッド挙動を安定させる突起状の「アクティブウイング」が搭載されていると推測される。

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