Dバックス・グリエルJr. 同僚は「過小評価されている選手」と称賛

日本時間10月10日、ダイヤモンドバックスは地区シリーズ第2戦でドジャースを4対2で破り、リーグ優勝決定シリーズ進出に王手をかけた。その試合でヒーローとなったのが、「6番・左翼」でスタメン出場したルルデス・グリエルJr.だ。グリエルJr.は初回にタイムリーを放ってチームの3点目を叩き出すと、6回表にはドジャースを突き放すソロ本塁打を放ち、2安打2打点の活躍。「いい球だったけれど、いいスイングができた。あの得点で少し余裕ができたね」と自身の活躍を満足げに振り返った。

現在30歳のグリエルJr.は、昨季まで5シーズン在籍したブルージェイズから昨年12月にドールトン・バーショとのトレードでガブリエル・モレノとともにダイヤモンドバックスに加入。髪をチームカラーの紫色に染めるなど存在感を発揮し、145試合の出場で打率.261、24本塁打、82打点、OPS.772をマークして自身初となるオールスター・ゲーム選出を果たした。レギュラーシーズン最後の24試合では打率.308を記録し、ワイルドカード獲得に貢献。プレーオフではここまでの4試合で1本塁打、4打点をマークしている。

そんなグリエルJr.について、同僚のアレック・トーマスは「彼は素晴らしいよ。素晴らしいチームメイトだし、フィールドに出れば競争力のある選手だ。今日の試合でもそれを示してくれた。あの2本のヒットは大きかったよ」と絶賛。「間違いなく過小評価されている選手だ。あの2点は僕たちにとって本当に必要だった。今季の彼は1年を通して素晴らしい」と賛辞は止まらなかった。

チームが第6シードでのプレーオフ進出だったこともあり、グリエルJr.は「プレーオフに行くことが決まってから、失うものは何もないという感じでプレーしてきた。ただ試合を楽しんでいるし、それがフィールド上でのプレーにも表れていると思う。実力以上のことをしすぎようとしていないんだ」と語る。「まだ終わったわけじゃない。この仕事をホームで終わらせないといけない」と本拠地チェイス・フィールドでのドジャース撃破に意欲を見せた。

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