「単身花日」重岡大毅が田中樹との“しげじゅり”エピソードを披露! 殺伐とした雰囲気のシーンでも和気あいあい!?

テレビ朝日系で10月14日にスタートする連続ドラマ「単身花日」(土曜午後11:00、初回は拡大スペシャル)の取材会が開催され、主演の重岡大毅、共演の新木優子、田中樹、高梨臨が出席した。

「単身花日」は、東京で妻と娘と幸せな日々を過ごしていたサラリーマンが、中学時代を過ごした思い出の地・鹿児島に単身赴任し、初恋の人と再会したことで“終わっていなかった初恋”に狂わされていく大人のラブサスペンス。原作は、いわしげ孝氏による同名漫画だ。主人公・桜木舜(重岡)はハウスメーカー「サンバスホーム・ハウジング」の営業マン。上司や部下からも信頼され、妻・ゆり子(高梨)や娘とも幸せに暮らしていたが、単身赴任することに。そこで、初恋の相手・武田花(新木)や、同業他社の営業マンとして働くかつての恋のライバル・片山直哉(田中)と再会。東京に残された妻も巻き込んだ、嫉妬や疑心、憎しみが渦巻く四角関係が巻き起こっていく。

“単身赴任ラブサスペンス”という不穏なキーワードが飛び出す本作だが、現場の雰囲気を聞かれると、重岡は「現場では“単身赴任ラブサスペンス”という感じは一切なく、殺伐とする瞬間もないですね。高梨臨さんの家のワンちゃんの話や好きな食べ物の話とかして、和気あいあいとしていますね」とコメント。田中も「いろんな話をしながら、楽しくやっています。笑いが起きることの方が多いですね」と続くも、新木からは「殺伐とした雰囲気のシーンこそ、笑いながら撮影していますよね! 予告にも出ているシーンですが“パフェ掛け”とか“水掛け”とか…」と、波乱の展開が待ち受けていることをほのめかす一言が飛び出した。

また、重岡と田中は役柄上はライバルながらも、撮影の合間にじゃれ合う姿から、SNSにアップした“しげじゅり”というワードがトレンド入りしている。そのことについて聞かれると、重岡は「さっきもちょうど、じゃれていましたよ。この取材会が始まる直前、僕の前に樹が立っていたので、膝カックンをしたんですよ。そうしたら、樹は新木さんにやられたんだと勘違いして(笑)」と告白。これには、田中も「“新木さんにしては岩石みたいな膝小僧だな”って、『もぉー』っていう顔でニコニコしながら振り返ったら重岡くんだったんですよ! …マジで最悪でした(笑)。新木さんだと思って楽しげに振り返ったのに!」と悔しがり、その仲のよさを見せつけた。

さらに、タイトルはもちろんのこと、花にちなんだ名前のキャラクターが多いことや、たびたび月下美人という花が登場するなど、花が物語の中で重要な役割を担っていることから、重岡たちは制限時間10分の「フラワーアレンジメント対決」をすることに。

優勝者の作品は作中にも登場するということで、気合十分で臨んだ一同だが、サクサクとアレンジをしていく女性陣を横目に、重岡は「死ぬほど優柔不断なんですよ」と大いに苦戦。田中も「まず何をやればいいのか分からない…」とフリーズしてしまう。おしゃれに仕上げていく新木や高梨の作品を見て、「俺もそれがいい!」と羨望のまなざしを向ける田中。「時間が足りない!」と大慌てする重岡。四者四様の対決の行方は、厳正な審査の結果、新木の作品が1位に輝いた。

そして、重岡は放送スタートを目前に控え、「プロデューサーさんからも撮影が始まる前に『今回は“単身赴任ラブサスペンス”というチャレンジングな企画だから』と聞いていましたし、現場で見ていても面白いシーンがたくさんありますけど、僕は特にハードなシーンが多いと思います。緊張したシーンもいっぱいありました」とこれまでの撮影を振り返りつつ、「今後の撮影でドキドキしそうなシーンも…ってそんなシーンばっかりですよ。『おい、おい、おい、おい!』みたいな。やっていて楽しいですね。本当に『お楽しみに!』という感じです」と力強くアピールした。

なお、会見では、物語のキーマンともいえる片山を主人公とした、全3話のスピンオフドラマ「単身花盛り 花の男――片山直哉」がTELASAで独占配信されることも発表された。スピンオフについて、主人公・片山役の田中は「片山という1人の男の魅力にさらにハマッていただけるのではないかと思いますし、新たな一面も垣間見えて、片山の見え方が変わってくるかなと思います。本編の後にこれを見ていただければ、また本編を見たくなる、そんな作品です。ぜひ、本編『単身花日』と一緒に楽しんでください!」とメッセージを送った。

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