１０月１１日の千葉県議会では、金属やプラスチックなどの再生資源の保管場所「スクラップヤード」を規制する条例案も可決しました。
都道府県単位では、全国で初めての条例制定です。
スクラップヤードを巡っては、火災の発生や周辺地域への悪影響などが社会問題化していて、県はこれまで、規制する条例の制定に向け有識者会議を設置するなど、検討を進めていました。
可決した条例案では、スクラップヤードの事業者に対し、事業を行う場合に周辺住民に説明会を開いて周知することや、事業場ごとに知事の許可を得ることを義務付けています。
また、許可を得ずに事業を行うなど、規定に違反した場合には、１年以下の懲役、または１００万円以下の罰金とする、罰則も規定されています。
スクラップヤードを規制する条例の制定は、都道府県単位では全国で初めてで条例は、２０２４年４月１日に施行されます。
