「退団はダメ」「バルサはお金ないでしょ」バルセロナが関心示すジョルジーニョ、アーセナルファンの反応は…?

写真:アーセナルで出場機会を失っているジョルジーニョ ©Getty Images

アーセナルに所属するイタリア代表MFジョルジーニョの去就に注目が集まっている。

今年1月にチェルシーからアーセナルへと完全移籍で加入したジョルジーニョだが、今季はここまで出場機会に恵まれていない。プレミアリーグでは8試合中6試合に出場しているが、先発出場はわずか1試合のみ。チェルシー時代にはUEFAチャンピオンズリーグ(CL)やFIFAクラブワールドカップ、イタリア代表でもUEFA EURO 2020を制覇するなど、輝かしいキャリアを歩んできたジョルジーニョにとっては、苦しい時期が続いている。

アーセナルでくすぶるジョルジーニョに対して、獲得に関心を示すクラブは決して少なくない。直近では、バルセロナが中盤の補強候補としてジョルジーニョに注目しているという情報が各メディアで伝えられ、来年1月の移籍市場で獲得に乗り出す可能性が報じられている。

ただ、アーセナルにおけるジョルジーニョに対する評価が下がっているわけではないのかもしれない。今夏にアーセナルへと加入したイングランド代表MFデクラン・ライスは、以前からジョルジーニョから良い影響を受けていることを明かしており、今もその考えに変わりはない模様だ。

イギリスメディア『ミラー』は、ライスが元イングランド代表MFジョー・コール氏と対談した際のコメントを紹介。ライスは「日々のトレーニングを一緒にこなしているなかで、ジョルジーニョにはとても驚かされている」と認め、「彼の思考や、中盤の選手としての動き方など、僕はちょっとしたことでも吸収しようとしているんだ」と語っている。

なお、『ミラー』はアーセナルがジョルジーニョを放出すべきかどうか、ファンの意見を募った。ファンからは放出に否定的な意見が寄せられているようだ。

「ジョルジーニョをすぐに退団させるべきではないよ。依然として質の高い選手だし、誰かが簡単に代役を務められるとも思えない。トッテナム戦でのミスについてはあまりにも多くのことが語られている」

「バルセロナは常に他クラブの選手に興味を示しているけど、彼らは破産寸前でお金がないでしょ」

「チェルシーのCL制覇の立役者だし、同シーズンのバロンドール投票で3位になったことを忘れてはいけないよ」

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