千葉市の神谷市長は１０月１２日の記者会見で、ヨドバシＨＤの幹部からそごう千葉店のジュンヌ館を購入したと説明を受けたことを明らかにしました。
ジュンヌ館へのヨドバシカメラの出店を検討しているということです。
千葉市 神谷俊一 市長
「きのうヨドバシHDからジュンヌ館の建物と土地を購入して、店舗展開を検討しているという説明をいただいた」
市によりますとそごう・西武と、そごう・西武を買収した外資企業のパートナー、ヨドバシＨＤの幹部らが１１日、千葉市役所を訪れ、神谷市長らに改装中で休館しているジュンヌ館の土地と建物を１０月２日に購入したと説明しました。
ヨドバシカメラなどの出店を検討しているということです。
これに対し神谷市長は、そごう千葉店の本館とジュンヌ館がそれぞれの魅力や良さを発揮して、街のにぎわい作りや市民の消費生活を支える店舗展開を要望したということです。
ヨドバシＨＤ側からは、本館前の広場などそごう千葉店がこれまで担ってきた街づくりの役割について、「理解している」と述べたということです。
千葉市 神谷俊一 市長
「今回ジュンヌ館を取得し、よりたくさんのものを扱っていきたいという戦略だということなので、私の方からは本館のそごう千葉店とジュンヌ館に出店されるヨドバシカメラがそれぞれ魅力や強みがあるので、相乗効果でいままで以上に市民生活を豊かにするための商業展開をしていただきたい」
