国内メジャー3冠かかる堀川未来夢、アマチュア岡田晃平が首位発進/日本オープン

3連続バーディフィニッシュで首位タイの堀川未来夢(撮影/村上航)

◇国内メジャー◇日本オープンゴルフ選手権競技 初日(12日)◇茨木カンツリー倶楽部 西コース(大阪)◇7315yd(パー70)◇晴れれ(観衆4197人)

「日本プロ」「日本ツアー選手権」に続く国内メジャータイトルに挑む堀川未来夢と、昨年の蝉川泰果に続くアマチュア優勝を狙う岡田晃平(東北福祉大)が4アンダーで首位スタートを切った。堀川、岡田は同組でプレーし、ともに6バーディ、2ボギーの「66」をマークした。

上がり3連続バーディの堀川は「日本オープンはラフが長いのでフェアウェイキープ重視で回りました」とパー3を除く14ホール中11ホールでFWキープできたことに満足そう。首の不調の慢性化に伴う練習不足を嘆きつつ、ツアー5勝目に3つ目の国内メジャータイトルがかかる状況を「たまたまです。ただ、伸ばし合いより耐える展開の方が好きなので」。タフなコースセッティングに挑むトーナメントに意欲的だ。

賞金ランク2位の中島啓太、プロ3年目の金子駆大、44歳でツアー未勝利の貞方章男が3アンダー「67」で回り、1打差3位。

9月「カズーオープン de フランス」で欧州ツアー優勝を飾った久常涼、今季未勝利の石川遼、前週「ACNチャンピオンシップ」優勝の稲森佑貴らが2アンダー、2打差6位につけた。

昨年大会でアマチュア優勝を飾った蝉川泰果は「71」で回り、1オーバー31位、賞金ランク1位の金谷拓実は2ダブルボギーをたたくなど5オーバー「75」と乱れ、5オーバー81位と出遅れた。

<上位成績>

1T/-4/堀川未来夢、岡田晃平(アマ)
3T/-3/中島啓太、金子駆大、貞方章男
6T/-2/石川遼、久常涼、稲森佑貴、嘉数光倫、黒木紀至、岩崎亜久竜、ブラッド・ケネディ、植竹勇太

「66」で首位発進(撮影/村上航)

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