【Players on Fire PS②】悪夢のシーズン最終戦を経てチームを世界一に導く絶好調男

シーズン最終戦で地区優勝を逃し、自身は首位打者からも陥落。悪夢の最終戦を乗り越え、ポストシーズン(PS)で大活躍するレンジャーズのコリー・シーガー。ワールドシリーズMVPに輝いた2020年以来の世界一に向け、チームを勝利に導く。

ワイルドカード・シリーズ(WCS)と地区シリーズ(DS)をスイープで突破し、いち早くリーグ優勝決定シリーズ(LCS)進出を決めたレンジャーズ。その大躍進を支えているのがメジャー9年目のコリー・シーガーだ。チームはシーズン最終戦で地区優勝を逃し、その試合で4打数無安打に終わったシーガーは首位打者陥落の屈辱も味わった。

しかし、PSに入るとWSCの2試合で8打数4安打、二塁打3本と活躍。DS第2戦では1試合5四球をマークし、2008年にチェイス・アトリーが記録した1試合4四球のポストシーズン(PS)最多記録を更新した。

さらに王手をかけた第3戦では、自身PS通算14号となる先制アーチを放つなど、チームの大躍進を支えてきた。

これでLCS進出を決め、レギュラーシーズン最終戦で地区優勝を奪われたアストロズとリーグ優勝をかけて激突する。

シーガーはレンジャーズに移籍して2年目。デビューからの7年間はドジャースでプレーし、6度PSに進出している。2020年は5本塁打を放ったLCSでMVPに選ばれると、ワールドシリーズ(WS)でも打率.400、2本塁打の活躍を見せ、MVP&世界一に輝いた。

レンジャーズがワールドシリーズに進出すれば2011年以来となり、ワールドシリーズを制すれば、チーム悲願の初優勝となる。ここまで獅子奮迅の活躍を見せているシーガーが、このまま2020年の再来となる活躍を続けるのか。レンジャーズとシーガーの躍進から目が離せない。

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