盛岡市新庄の市動物公園ZOOMO(ズーモ、辻本恒徳園長)で9日、岩手県内の中高生有志「ZOOMOクラブ」が初めてガイド活動を行い、個性豊かな動物たちの魅力を発信した。
メンバー9人がカナダカワウソやポニーなど5種を解説。各獣舎前で特徴や個体の見分け方、好きな食べ物などをイラストを示して伝えた。体の模様や食事の量などに関するクイズも出題し、来園者やズーモのボランティアらが楽しんだ。
クラブは盛岡一高の有志3人を中心に、4月のリニューアル開園に合わせて結成。同世代の集客増を目指し、県内の中学2年~高校3年の11人が、職員や飼育員の協力を得て動物やズーモについて研究を重ねた。
高校3年生は活動を終えるが、今後もクラブは継続する。