セルティック所属のカナダ代表DFをスコットランドメディアが酷評 中村敬斗を負傷交代に追い込んだプレーにも「非常に乱暴なタックル」

日本代表FW中村敬斗(スタッド・ランス)と対峙したカナダ代表DFアリスター・ジョンストン(セルティック)のプレーにスコットランドメディアが反応した。

13日、ホームでカナダ代表と対戦した日本代表はMF田中碧の2発や、中村の4戦4発となるゴールなどで4-1と勝利。国際Aマッチ5連勝を達成した。

そんな中、スコットランド『Football Scotland』が注目したのがカナダ代表のジョンストンのプレーだ。

セルティックのチームメイトであるFW古橋亨梧、MF旗手怜央がベンチスタートとなった一方、ジョンストンは3バックの右で先発。しかし、42分、最終ラインでパスを受けるとFW浅野拓磨にボールを奪われ、ピンチを招いてしまう。浅野から中村へボールが渡ると、追いかけたジョンストンはシュートコースも防ぐことができず、3失点目の大きな原因となってしまった。

また、後半に入るとジョンストンはドリブル突破を許した中村に対し、背後から危険なタックルを敢行。足首をスパイクで踏みつける形となり、中村はそのまま負傷交代する事態に。ジョンストンにはイエローカードを提示された。

失点の場面について『Football Scotland』は「ケイト・ナカムラが決めた3点目はジョンストンだけの責任」「ハーフタイム前にカナダの運命を決定づけた」と酷評。さらに、中村に対して「非常に乱暴なタックルを行った」と危険なファウルの場面にも触れた。

代表ウィーク明けのセルティックは21日にスコティッシュ・プレミアシップ(スコットランド1部)第9節のハート・オブ・ミドロシアン(ハーツ)戦に臨む。今回の一戦で評価を落としてしまったジョンストンは、クラブに戻って挽回することができるだろうか。

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