ウィルシャーがMLSでトップチーム指揮初挑戦? コロラド・ラピッズが招へいに関心

[写真:Getty Images]

元イングランド代表MFのジャック・ウィルシャー氏(31)が、メジャーリーグ・サッカー(MLS)でトップチームの指揮を執る可能性が浮上している。

現役時代に“ガラスの天才”と称された技巧派MFは、アーセナル、ウェストハム、ボーンマスといった母国クラブを渡り歩き、デンマークのオーフスGFでのプレー後、昨年に30歳で現役を引退。

現在はアカデミー時代から在籍した古巣アーセナルのU-18チームで監督を務め、指導者とのセカンドキャリアを歩んでいる。

その古巣ではすでに現役時代同様に優れた戦術眼を発揮し、確かな手腕を発揮しているが、早くもトップチームで指揮を執る可能性が浮上しているようだ。

イギリス『テレグラフ』によると、先日に成績不振を理由にロビン・フレイザー監督を解任したMLSのコロラド・ラピッズは新指揮官候補の一人としてウィルシャー氏をリストアップしているという。

ラピッズはアーセナルと同じ『クロエンケ・スポーツ&エンターテイメント・グループ』がオーナーを務めており、ウィルシャー氏の評判を聞きつけて初期段階の面談を行った際、そのビジョンと指導力に感銘を覚えたという。

現時点で交渉は具体的な段階には進んでいないが、ウィルシャー氏は適切な機会があればシニアレベルでの指揮に興味を示しており、オファーを受け入れる可能性は少なからずあるようだ。

なお、クリス・リトル氏が暫定指揮官を務めるラピッズは、2023年シーズンの32試合で5勝11敗16敗の成績でMLSウェスタン・カンファレンスの最下位に低迷している。

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