岩崎亜久竜が日本オープンで涙の初優勝 石川遼2位

ツアー初優勝を「日本オープン」で飾った岩崎亜久竜(撮影/村上航)

◇国内メジャー◇日本オープンゴルフ選手権競技 最終日(15日)◇茨木カンツリー倶楽部 西コース(大阪)◇7315yd(パー70)◇晴れ(観衆7718人)

7位からスタートした岩崎亜久竜が6バーディ、1ボギーの「65」で回り、通算8アンダーで3打差を逆転。プロ4年目でのツアー初優勝を国内最高峰のナショナルオープンで飾った。

岩崎は静岡県出身の25歳。ツアー本格戦となった2022年シーズンは未勝利ながら賞金ランキング3位に入り、その名を一躍ゴルフ界に広めた。この賞金ランク上位3人の資格により、23年は国内と並行してDPワールドツアー(欧州ツアー)に参戦。出場15戦で予選通過3回と海外では苦戦が続くなか、国内今季10試合目でビッグタイトルを獲得した。

通算6アンダーの2位に石川遼。3位から出て、4バーディ、2ボギーの「68」をマークしたが、日本オープン初優勝に2打及ばなかった。

岩崎と同じ7位から出て、昨年の蝉川泰果に続くアマチュア優勝を狙った岡田晃平(東北福祉大)は「74」で通算1オーバーの18位。ローアマチュアを獲得した。

前年覇者の蝉川は30位から出て、3バーディ、6ボギーの「73」で通算4オーバー、36位で大会を終えた。

<上位成績>
優勝/-8/岩崎亜久竜
2/-6/石川遼
3T/-3/堀川未来夢、ブラッド・ケネディ、金子駆大、幡地隆寛、平本世中
8T/-2/平田憲聖、ショーン・ノリス
10T/-1/中島啓太、香妻陣一朗、吉田泰基、鍋谷太一、木下稜介、片岡尚之、大槻智春

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