カナダ戦の分岐点となったPKストップ 結果には影響せずも、サッカーIQの高さが際立つ冨安健洋の細かなこだわりとは?

[写真:Getty Images]

日本代表DF冨安健洋(アーセナル)の細かい動きが称賛を浴びている。
【動画】実はこんな動きをしていた!PK時の冨安健洋の動き

13日、MIZUHO BLUE DREAM MATCH 2023でカナダ代表と対戦した日本。前半のうちに3-0と大きくリードした日本は、後半にも追加点。終盤に1点を返されたものの、4-1で勝利を収め、5連勝を飾るとともに、5試合連続の4ゴール以上と結果を残した。

冨安はカナダ戦でセンターバックとして先発すると、DF町田浩樹とのコンビで前半のみプレー。守備の中心として安定したプレーを披露した。その中で試合の流れを大きく左右した22分のカナダのPKの場面でのプレーも注目されている。

PKのキッカーを務めたカナダのFWジョナサン・デイビッドが助走を始めたタイミングで、冨安はボックス外から走り込んできたFWサイル・ラリンをブロックしていたのだ。

結果的にGK大迫敬介が右足で止めたボールはそのままゴールラインを割っていたが、例え前にこぼれていたとしても、冨安ら日本の選手の方が先にボールを触ってクリアできていたはずだ。

15日に日本サッカー協会(JFA)が公式YouTubeチャンネルで日本代表の裏側を伝える「Team Cam」を更新し、カナダ戦のハイライトも公開されると、この場面での冨安の動きにファンも注目している。

「冨安のブロックが素晴らしすぎる!」、「本当に細部までこだわっててすごいわ」、「PKの時に冨安がラリンのことブロックしてる」、「冨安しっかり相手ブロックしてんの流石!」と称賛の声が寄せられており、細かいところではあるが冨安のサッカーIQの高さが際立っていた。

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