多様性尊重条例骨子案 パブリックコメントで650人以上から意見

多様性尊重条例骨子案 パブリックコメントで650人以上から意見

 千葉県が9月公表した、「多様性尊重条例」の骨子案について、650人を超える人からパブリックコメントが寄せられていたことがわかりました。

 「多様性尊重条例」は、誰もが活躍できる社会の推進に向けて、県が制定を目指していて、骨子案では基本理念や県の責務や県民の役割などが示されています。

 県では骨子案について、9月1日から約1か月間、パブリックコメントを募集していて、その結果、650人以上から意見が寄せられたということです。

 条例に賛同する意見には、「日本にいる外国人が増える中で、いままさに必要な条例だと思う」、「男女が平等に参画できるよう予算を確保し、力を尽くしてほしい」などといった意見がありました。

 一方で、懸念を示す意見としては、「日本は元々多様性に富んでいるので条例は必要ない」、「他の課題の解決が先ではないか」などの意見が挙がっていたということです。

 県は今後、パブリックコメントを詳細に分析し、意見を踏まえた条例案の検討を進める方針です。

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