栃木県警初の”全国一位の警察官” オフロードバイクを使った競技

 白バイを運転する警察官の運転技術を競う大会が10月7日から3日間茨城県で開かれ、栃木県警から初めて、ある種目で全国一位の警察官が輩出されました。

 萩原慎也さん、29歳。小山市出身で、栃木県警で交通機動隊員として働いています。

 萩原さんは、10月茨城県ひたちなか市で行われた、白バイを運転する警察官が日頃の成果を競う、全国白バイ安全運転競技大会「不整地走行操縦競技」の部で全国から集まった95人の精鋭の中から、みごと一位に輝きました。

 栃木県警で、この競技で一位になったのは萩原さんが初めてです。

 この競技は災害現場での走行を想定していて、オフロードバイクを運転します。足場の悪い環境にも対応した総合的な操縦技術に加えて、安全性や速さも求められます。

 大会には1人2回までしか出場できないため今年はラストチャンスでした。

 萩原さんは、高校を卒業後、自転車競技でプロを目指し海外でも経験を積みました。その後プロの道を断念しましたが、好きだった自転車や車に関係する仕事がしたいと警察官になる道を選びました。

© 株式会社とちぎテレビ