アーセナルのエジプト代表MFモハメド・エルネニーが直近の契約延長について語った。イギリス『イブニング・スタンダード』が伝えた。
2016年1月にバーゼルからアーセナルへと移籍し、中盤のバックアッパーとして重要な役割を担ってきたエルネニー。契約満了が迫っていた中、1年契約を延長して迎えた昨シーズンは、1月に右ヒザに重傷を負ってしまいそこから長期離脱に。しかし、翌月には2024年6月までとなる新たな契約をかわした。
9月末のブレントフォード戦で約8カ月ぶりの復帰を果たしたエルネニーは、『イブニング・スタンダード』のインタビューに応じた中でこの契約延長について回想。アーセナルから話を持ちかけられた際に思わず泣いてしまったことを明かしている。
「人生で最も幸せな日の1つだった」
「彼らの僕への話し方や、クラブ全体がこの決定を喜んでいた様子を受け、この日は涙を流した」
「アーセナルは僕がこのクラブを100%愛していることを知っている。僕が去りたくないことも知っている。僕はここにとどまり、ここでキャリアを終えたいと100%思っている」
「僕はケガをして、契約は終わろうとしていたけど、昨シーズンはもうプレーすることができなかった。でも彼らは僕がケガをした翌日にやってきてこう言った。『モー、どんな契約になるかな? 我々はここにいる君のことを愛しているし、君にここにいてほしいと思っている』と。本当にこのクラブは素晴らしいよ」
現役引退後もイングランドにとどまるため、ロンドンで自らのサッカーチームを立ち上げたというエルネニー。いずれこのチームでプレミアリーグに到達したいという壮大な夢も抱えているようだが、今はまだ選手としてアーセナルで活躍したいという強い想いも語っている。
「37歳か36歳でキャリアを終えたいと思っているから、まだ5、6年は残っている」
「僕はいつものように懸命に練習に取り組んでいるし、アーセナルのスターティングイレブンに戻れるよう努めている。当然それが今シーズンの目標だ」
「長いケガから戻ってきたことはわかっている。復帰して先発メンバーに入るために、戦って、戦って、戦っている。これが僕が練習場でやっていることだ」
「プレーする準備ができていることを示すために、毎日100%の力を出している。そしてプレーするチャンスが来たときには、まだそこにいられることを示さなければならないし、このクラブのために全てを捧げなければならない」