NWSLレギュラーシーズンが終了、プレーオフにはなでしこ選手所属の3チームも進出!

遠藤純(左)のエンジェル・シティと杉田妃和(右)のポートランドもプレーオフに進出[写真:Getty Images]

現地時間15日、アメリカのナショナル・ウィメンズ・サッカーリーグ(NWSL)はレギュラーシーズンの全日程が終了し、サンディエゴ・ウエーブがクラブ史上初のシールドを獲得。また、チャンピオンシップ・プレーオフに進出する6チームも決定した。
【写真】2023NWSLプレーオフ組み合わせ

2位で最終節を迎えたサンディエゴ(勝ち点34)は、ホームに9位レーシング・ルイビル(勝ち点27)を迎え、アレックス・モーガンのゴールなどで2-0と勝利を収めた。

他会場では、首位のポートランド・ソーンズFC(勝ち点35)が8位エンジェル・シティFC(勝ち点28)にまさかの大敗。この結果、サンディエゴが逆転でのシールド獲得となり、ポートランドは前年に続き2位でフィニッシュ。また、エンジェル・シティが5位に浮上し、クラブ史上初となるプレーオフ進出を決めている。

勝ち点30で並ぶ3位ノースカロライナ・カレッジと5位ワシントン・スピリットの対戦は、1-0で制したノースカロライナが3位を死守。ワシントンは8位に転落した。

4位のNJ/NYゴッサムFC(勝ち点30)は11位カンザスシティ・カレント(勝ち点25)と2-2で引き分け、6位に後退するもプレーオフ圏内にとどまった。

6位レインFC(勝ち点29)は最下位シカゴ・レッドスターズ(勝ち点24)を3-0で下して4位に浮上。7位オーランド・プライド(勝ち点28)と10位ヒューストン・ダッシュ(勝ち点26)の一戦はマルタのPK弾でオーランドが勝利し、ゴッサムFCと勝ち点で並ぶも、得失点差でわずかに及ばなかった。

この結果、なでしこジャパンの選手が所属する3チーム、ポートランド(杉田妃和)、ノースカロライナ(三浦成美、小林里歌子、松窪真心)、エンジェル・シティ(遠藤純)が、プレーオフに進出。一方、永里優季の所属するシカゴは最下位でシーズンを終えることとなった。

プレーオフはレギュラーシーズンの3位vs6位、4位vs5位で一回戦が現地時間20日、22日に行われ、それぞれの勝者が2位、1位と対戦。その勝者で決勝を行い、チャンピオンを決定する。

◆NWSLプレーオフ組み合わせ
1回戦
▼10月20日
レインFC vs エンジェル・シティFC -- [A]
▼10月22日
ノースカロライナ・カレッジ vs NJ/NYゴッサムFC -- [B]

準決勝
▼11月5日
サンディエゴ・ウエーブ vs [A]の勝者 -- [1]
ポートランド・ソーンズFC vs [B]の勝者 -- [2]

決勝
▼11月11日
[1]の勝者 vs [2]の勝者

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