千葉県内企業などで構成する千葉県経済協議会は１０月１７日、京葉臨海地域の競争力強化などを盛り込んだ提言と要望書を熊谷知事に手渡しました。
県経済協議会は毎年、事業環境改善のため会員企業へのアンケートなどをもとに、提言と要望書をまとめ県に提出しています。
要望書の提出にあたり、協議会の金子庄吉会長は「多くの企業が物価高などの影響で厳しい経営環境に直面している。行政と企業が連携を密にして対応していく必要がある」とし、熊谷知事に要望書を手渡しました。
要望では、地方創生、道路整備、それに防災対策など４つの項目を盛り込んでいて、このうち、多くの会員企業が立地する「京葉臨海地域」について、激化する国際競争や脱炭素社会に対応するため、設備投資に対する財政支援の強化を求めています。
要望書を受け取った熊谷知事は、「県庁全体で提言内容を検討し対応していきたい」と応じました。
