2023年のバロンドールは、再びアルゼンチン代表FWリオネル・メッシ(インテル・マイアミ)の手に渡ることになるようだ。イギリス『デイリーメール』電子版や『デイリーミラー』電子版など複数のメディアが伝えている。
昨年のバロンドールは、当時レアル・マドリードに所属していた元フランス代表FWカリム・ベンゼマ(現アル・イテハド)が受賞した。そして昨年末にカタールで行われたワールドカップでは、メッシを擁するアルゼンチン代表が優勝。この実績により、今年のバロンドールはメッシが受賞する可能性が高いと言われ続けてきたが、一方でノルウェー代表FWアーリン・ハーランドやフランス代表FWキリアン・エムバペも2023年受賞者の有力候補とされていた。
授賞式は10月30日にパリで行われるが、メッシの元にはすでに受賞が通達されている模様。実際にメッシが受賞することになった場合、彼自身にとっては通算8度目となる。また、メッシは今夏パリ・サンジェルマンを退団してアメリカMLSのインテル・マイアミに移籍したため、ヨーロッパ以外のクラブに所属する選手として初めてのバロンドール受賞者になる予定だ。
ちなみに、長年にわたってメッシとのライバルストーリーを紡いできたポルトガル代表FWクリスティアーノ・ロナウド(アル・ナスル)はバロンドールを5回受賞している。今回メッシが受賞すれば、受賞回数の差は少し開くことになる。
また、報道によると、女子バロンドールはバルセロナ・フェミニに所属するスペイン代表MFアイタナ・ボンマティが受賞する可能性が高いという。ボンマティは今夏の女子ワールドカップで3ゴールを挙げるなど活躍し、スペインの初優勝に貢献するとともに、大会MVPも獲得している。
メッシとボンマティが同時受賞すれば、2023年のバロンドールはバルセロナに縁のある2人の手に渡ることになる。