フィリーズがDバックスを圧倒 相性抜群のホームで2連勝スタート

リーグ優勝決定シリーズ第2戦【ダイヤモンドバックス0-10フィリーズ】@シチズンズバンク・パーク

本拠地シチズンズバンク・パークでプレーオフ通算勝率.711(27勝11敗)という驚異的な強さを誇るフィリーズ。5対3という数字以上の実力差を感じさせた第1戦に続き、第2戦では投打両面でダイヤモンドバックスを圧倒して10対0の大勝を収めた。フィリーズ先発のアーロン・ノラは6回3安打無失点の好投で勝利投手に。ダイヤモンドバックス先発のメリル・ケリーは6回途中までフィリーズ打線を3安打に封じたが、その3本がいずれもホームランとなり、6回途中3安打4失点で敗戦投手となった。

初戦に続いて第2戦もフィリーズが一発攻勢で主導権を握った。1回裏一死からトレイ・ターナーのソロ本塁打で先制すると、3回裏二死走者なしの場面でカイル・シュワーバーにもソロ本塁打が飛び出し、2点をリード。シュワーバーは6回裏の先頭打者として迎えた次の打席でもソロ本塁打を放ち、3対0とリードを広げた。

ダイヤモンドバックスは6回裏二死1塁となったところで2番手のジョー・マンティプライを投入したが、ここからフィリーズの猛攻がスタート。2・3塁とチャンスが広がったあと、J・T・リアルミュートの2点タイムリー二塁打でリードを広げ、ニック・カステヤノスが敬遠されたあと、ブランドン・マーシュもタイムリー二塁打を放って6対0となった。

フィリーズは7回裏にもアレック・ボームの2点タイムリー二塁打、リアルミュートのタイムリー、カステヤノスの犠飛で4点を追加。2イニング連続で打者9人を送り込み、10対0と大量リードを奪った。ノラが6回3安打無失点で降板したあと、7回表は2番手のジェフ・ホフマンが三者凡退に抑え、8回表は3番手のマット・ストラームが無失点。最後は新人右腕オリオン・カークリングが締めくくり、フィリーズがホームで2連勝スタートを切った。

The post フィリーズがDバックスを圧倒 相性抜群のホームで2連勝スタート first appeared on MLB.JP.

© MLB Advanced Media, LP.