「まさかこのまま引退……?」ネイマールが左ヒザ前十字靭帯と半月板断裂の重傷 復帰望むファン多数、キャリア危ぶむ声も

写真:大ケガを負ったブラジル代表のネイマール ©Getty Images

アル・ヒラルは、ブラジル代表FWネイマールに左ひざ前十字靭帯と半月板の断裂が確認されたことをクラブ公式サイト上で発表した。

現地時間10月17日に行われたFIFAワールドカップ(W杯)カナダ・メキシコ・アメリカ2026の南米予選第4節・ウルグアイ代表戦に先発出場したネイマールだったが、前半アディショナルタイムに左ヒザを負傷。涙を流しながらストレッチャーでピッチを去る姿から、軽傷ではない様子がうかがえた。

そして、試合後の検査の結果、ネイマールは左ヒザ前十字靭帯と半月板を断裂したことが確認された。アル・ヒラルのクラブ公式サイトによると、手術を受けた後の治療プログラムは今後決定される予定だという。また、イギリスメディア『スカイスポーツ』は復帰までに6カ月から1年程度かかる可能性を指摘しており、そうなれば今季中の復帰は絶望となる。

また、ネイマール本人も自身の公式X(旧ツイッター)にメッセージを投稿。次のように無念さをつづっている。

「とても悲しい、最悪の瞬間だ。自分が強いことは分かっているけど、今回は家族や友人の助けがさらに必要になる」

「負傷や手術を経験するのは簡単なことではない。回復に4カ月かかったあと、すべてを一から始めなければならないことを想像してみてほしい」

「僕は信念を持っている。でも、僕に新たな力をくださるよう、神様の手に委ねたいと思う。応援メッセージと愛情に感謝している」

現在、ネイマールの投稿には約4000件ものリプライがついている。体を気遣い復帰を後押しするファンが多数を占めているものの、31歳で重傷を負ったネイマールの今後のキャリアを心配する者も少なからずいるようだ。

「君はより強くなって帰ってくるだろう」
「すべてのアル・ヒラルファンの思いは、あなたとともにある」
「ベテランになって今回のような負傷をすると、今後のキャリアに懸念を抱かざるを得ない」
「まさか引退なんてないだろうな……」

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