マンチェスター・シティやユヴェントスなどで活躍したカルロス・テベス氏は、現在、母国のアルゼンチン1部リーグに所属するCAインデペンディエンテで監督を務めている。そのテベス監督が自宅でめまいを感じたあと気を失って転倒し、その際に左目の上に切り傷を負ったようだ。イギリスメディア『デイリー・メール』が報じた。
アルゼンチンのメディア『Ole』によると、切り傷を負ったテベス監督は、現地時間の朝に娘に連れられて病院へ行き10針を縫う治療を受けたが、担当医の判断ですぐに退院したという。
その後、テベス監督は現地時間の10月18日の21時から、バラカス・セントラルとの試合でベンチから指揮を取った。試合はテベス監督が率いるCAインデペンディエンテが3-0で勝利した。
テベス監督はボカ・ジュニアーズで選手としてのキャリアをスタートさせ、2003年にコパ・リベルタドーレスとインターコンチネンタルカップの優勝に貢献し、その後ブラジルのコリンチャンスに移籍した。
2006年にウェストハム、2007年にマンチェスター・ユナイテッドに移籍し、2009年にマンチェスター・シティに加入すると、2011-12シーズンにはプレミアリーグ優勝を果たした。その後、2013年には海を渡ってユヴェントスに加入し、2回のスクデット獲得に貢献するなどして数々のトロフィーを獲得した。
2シーズン在籍したユヴェントスで96試合に出場し50ゴールを記録した後、古巣のボカ・ジュニアーズへ復帰。その後、上海申花を経て2018年にボカ・ジュニアーズに再復帰を果たし、2021年に引退した。翌2022年にはロサリオ・セントラルで監督業をスタートさせている。