違法賭博の嫌疑がかけられたザレフスキとエル・シャーラウィに関してローマが声明「全面的な支持を表明する」

違法賭博関与が報じられたエル・シャーラウィ(左)とザレフスキ(右)[写真:Getty Images]

ローマは19日、違法賭博に関しての声明を発表。嫌疑がかけられている2選手への支持を表明した。

イタリアサッカー界を揺るがす大事件に発展している違法賭博問題。ユベントスのイタリア代表MFニコロ・ファジョーリとニューカッスルのイタリア代表MFサンドロ・トナーリはギャンブル依存症であることが伝えられ、ファジョーリは7カ月の出場停止処分が下されることに。トナーリも処分を受ける可能性が非常に高い状況だ。

ゴシップ・コラムニストのファブリツィオ・コロナ氏が告発したこの問題。ファジョーリとトナーリは自身も関与を認めている一方で、名前を挙げられた多くの選手は関与を否定している。

その中で名前が挙がったイタリア代表FWステファン・エル・シャーラウィとポーランド代表MFニコラ・ザレフスキが所属するローマが声明を発表。両選手を全面的にサポートするとした。

「ローマは、サッカー賭博に関する捜査に一部の選手が関与した疑いについて、ここ数日広まった噂に言及し、不当にイメージを傷つけられた度重なる憶測の被害者であるニコラ・ザレフスキ、ステファン・エル・シャーラウィへの全面的な支持を表明する」

「クラブは、ニコラとステファンがこの問題とは何の関係もないと言っていることを、全面的に信頼している」

すでにエル・シャーラウィとザレフスキは弁護士をつけて徹底抗戦することを表明しており、トリノ検察も現時点で証拠がないことから、捜査対象ではないことを表明している。

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