世界を舞台に活躍する宇都宮市出身のバレーダンサー・厚地康雄さんが母校で講演

 世界を舞台に活躍する宇都宮市出身のバレエダンサーが母校の小学校に凱旋し、児童たちと交流しました。

 宇都宮市の豊郷北小学校を訪れたのは、学校の卒業生で世界を舞台に活躍するバレエダンサーの厚地康雄さんです。宇都宮市では、芸術文化の振興を図るため芸術の分野で功績のあった人を「宇都宮エスペール賞」として表彰しています。厚地さんが受賞したことをきっかけに、児童との交流が実現しました。

 厚地さんは5歳のときから市内のバレエスクールで学び、2003年にイギリスに留学、その後、「英国バーミンガムロイヤルバレエ団」に入団します。2018年にバレエ団では、日本人の男性として初めての最高位「プリンシパル」に上り詰め長身を生かした力強い踊りと多彩な役柄の演じ分けを武器に活躍しました。去年(2022年)、バレエ団を退団し、現在は東京を拠点に活動しています。

 厚地さんは、「諦めずに努力をすることで必ず夢をかなえられる」と後輩たちにエールを送りました。

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