新型コロナウイルス 新規感染者が5週連続減少

 栃木県は19日、新型コロナウイルスの感染状況を発表しました。10月15日までの1週間に報告された新たな感染者の数は、1つの医療機関あたり3.47人で5週連続で減少しました。

 県は県内6つの保健所の管内にある76の定点医療機関から、1週間に報告のあった新型コロナウイルスの新たな感染者の数を毎週木曜日に発表しています。10月9日から15日までの1週間に報告された感染者の数は264人でした。1つの医療機関あたりでは3.47人になり5週連続で減少しました。年代別では、多い順に10代が49人、10歳未満が34人で続いて60代が33人、40代が32人となっています。

 クラスターは高齢者施設で3件確認されました。

 一方、インフルエンザは10月9日から15日までの1週間に1つの医療機関あたり5.76人の報告がありました。これはコロナ禍前の2019年と比較すると11月末から12月にかけての水準だということです。

 また、県教育委員会によりますと、10月10日から13日までの4日間で県内の公立の小学校や中学校、それに高校の、のべ9校で学級閉鎖などの対応が取られました。

© 株式会社とちぎテレビ