矢吹奈子が「恋愛のすゝめ」のヒロイン! 橋本じゅんが教授、竹中直人が校長役で登場

矢吹奈子、橋本じゅん、竹中直人が、TBSで11月21日にスタートするドラマストリーム「恋愛のすゝめ」(火曜深夜0:58、関東ローカル)に出演することが決定した。

勉学だけにまい進すべきと教えられ、娯楽の類は一切禁止。特に恋愛行為は最大の禁忌とし、発覚したら即刻退学という厳格な名門進学校で育ち、人生の全てを勉強に捧げてきた鳳啓介(綱啓永)が主人公の「恋愛のすゝめ」。そんな鳳が偶然出会った女性に生まれて初めての恋をしてしまうことから始まる大袈裟・大真面目ラブコメディーだ。鳳の禁断の恋に振り回されるクイズ研究会の仲間として、本田響矢、一ノ瀬ワタル、若林時英、ひょっこりはんが出演する。

矢吹が演じるのは、本作のヒロインで、私立成和高校に通う高校3年生・高田華子。凜とした高嶺の花でありながら、誰に対しても分け隔てなく接する女性だ。鳳はひょんなことから華子と出会い、そのかれんさと優しさに一瞬で恋に落ちてしまう。

矢吹は「頭もよくて家柄や性格、どれを取っても完璧なので、演じるにあたって完璧な女の子であり続けないとなと思っています」と役づくりに触れ、「ずっと勉強だけをしてきた鳳くんが華子にどんなアプローチをしていくのかというところも見どころですし、そんな鳳くんと、私が演じさせていただく華子にどんな恋愛の展開があるのか!? ぜひ楽しみにしていただけたらなと思います。『恋愛のすゝめ』ぜひご覧ください!」とアピール。

橋本が務めるのは、ノーベル賞を歴代最多の4度受賞している天才教授で、鳳が尊敬してやまない心の師・大山秀弥。だが、学生時代はプレーボーイで恋愛に熱中していたと雑誌のインタビューで語ったことで、鳳に衝撃を与える。鳳が華子に一目ぼれをしてからは、イマジナリーフレンド(空想の友人)ならぬイマジナリー教授として、たびたび鳳の前に姿を現し、恋に迷走する鳳を導いていく。

橋本は「これまでに何度もご一緒させていただいた、とても信頼のできる大好きな岩崎(愛奈)プロデューサーからのオファーだったのですごくうれしかったです!」と起用への喜びを口にし、「僕が演じる大山は七変化のようなキャラですので、思い切り大きく演じて監督に調整をお任せしています(笑)。大山のノーベル賞4度受賞の境地は、一度沼にハマったらこれが正義!とばかりに周りがよく見えなくなる僕と、根本は似ているのかも?と思い込んで頑張っています」と撮影に奮闘していることを伝える。さらに、「CGでやるようなシーンを実際に演じてみたり、お好きに料理してくださいという覚悟を持って臨んでいますので、皆さんに楽しんでいただけたら幸いです!」とメッセージを寄せる。

そして、鳳が通う開明学院の校長であり、鳳の親友・龍崎賢司の父・龍崎豪哲役を竹中が担う。勉学の妨げとなる恋愛を厳しく取り締まっていて、名門進学校である開明の伝統と格式を守ることに人生を捧げている。規律を乱す生徒には容赦のない制裁を下す冷徹さを持つ人物でもある。

「なんと! 恋愛絶対禁止!の学校の校長先生の役! これはかなり恐ろしい撮影現場になるな…と恐怖に震えました」と撮影前の心境を明かす竹中は、「もうすでに撮影中ですが、くるぶしの先っちょがかゆくなるような興奮を覚えております。悪魔の沼から突如現れた人食いワニに優しく見つめられた、か弱き子羊のような感じかな? 橋本じゅんさんはドクトクな俳優ですね。あのドクトクな顔とドクトクな声を聞くだけで、なんだか心の片隅に黄色いさくらんぼを放り込まれたようなドクトクな気持ちになります! 脱脂綿に染み込んだオリーブオイルのようなにおい立つお芝居を目指し、とにかく頑張ります!」と“独特”な表現をしている。

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