いまだ未所属のリンガードにジェラード率いるアル・イテファクが救いの手を差し伸べる?

写真:現在未所属のリンガードもサウジアラビアに渡るのだろうか

サウジ・プロフェッショナルリーグのアル・イテファクが、未所属の状態が続いているイングランド人MFジェシー・リンガード獲得のために外国人枠を空ける用意があるという。イギリスウェブメディア『ESPN』が報じた。

現在30歳のリンガードはマンチェスター・ユナイテッドのユース出身で、2011年にプロ契約を結んだ。以降、レスターやバーミンガム、ブライトンなど多くのクラブをローンで渡り歩きながらも、2021-22シーズンまでマンチェスター・ユナイテッドに在籍していた。昨年6月にマンチェスター・ユナイテッドを退団し、ノッティンガム・フォレストへ完全移籍を果たしたが、わずか1シーズン限りで退団となり、現在は未所属となっている。

そんなリンガードの獲得を目指しているとされるのが、スティーヴン・ジェラード率いるアル・イテファクだ。

リンガードは9月末からアル・イテファクのトレーニングに参加しているものの、正式契約を結ぶまでには至っていない。契約を結ぶにはアル・イテファクに所属する外国人選手を減らす必要があるようだ。

サウジ・プロフェッショナルリーグの規則では、試合当日のメンバーに含めることができる外国人選手は8人まで。アル・イテファクには現在、10人の外国人選手が所属している。そのため少なくとも1人の外国人選手を減らすことを検討していると報じられている。

同紙によると、アル・イテファクの関係者はスウェーデン代表FWロビン・クアイソン、またはブラジル人FWビチーニョに退団の可能性があると語ったという。

アル・イテファクは今夏、数多くのビッグネームを数多く獲得してきたが、リンガードもそのリストに加わることになるのだろうか。

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