大多喜町が小湊・いすみ両鉄道への支援要望 知事と市長村長が意見交換

大多喜町が小湊・いすみ両鉄道への支援 要望

 知事と市町村長による意見交換会が10月20日、千葉県庁で開かれました。
 このうち大多喜町は、千葉県に対し、9月の大雨で被災し、一部区間で運休が続く小湊鉄道といすみ鉄道への支援を要望したということです。

 意見交換会は地域ごとに開催され、20日は、いすみ市、勝浦市、御宿町、それに大多喜町が出席しました。

 熊谷知事が冒頭、挨拶し、今回の地域の課題である交流・定住人口の増加や雇用の創出などに「一つひとつ取り組んでいきたい」と述べ、忌憚のない意見交換を呼びかけました。

 その後は非公開となり、終了後に取材に応じた熊谷知事によりますと、小湊鉄道といすみ鉄道が走る大多喜町の平林昇町長から、9月の台風13号に伴う記録的な大雨で被災し、一部区間で運休が続く両鉄道の復旧に向けた支援を求める意見が出ました。

 これに対し、「復旧にあたって補助制度を含めできる限り負担軽減に向けてやっていく。できる限り今の状態が維持できるように県としても取り組む」と応えたということです。

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