ルーニーがベリンガムに 「20歳にしてもうリーダー」 「楽しむこと。そして、楽しみ続けること」と金言も

レアル・マドリー&イングランド代表で存在感を大きくするベリンガム。先輩ルーニーも惚れ込む。[写真:Getty Images]

イングランド代表MFジュード・ベリンガムはこれからまだまだ凄みを増すかもしれない。イギリス『デイリー・メール』が報じた。

バーミンガム・シティから一気にドルトムントに渡り、そこでの3シーズンで才能を光らせ、今夏にレアル・マドリー入りしたベリンガム。プレミアリーグ未経験という珍しいキャリアの持ち主だが、新天地スペインでも堂々たる活躍ぶりだ。

公式戦10試合で10得点3アシストという数字は申し分なく、先の代表ウィークではイタリア代表相手に2アシスト。まだ20歳というのがまた末恐ろしく、イングランド代表のレジェンドであるウェイン・ルーニー氏も別格の存在感を感じるようだ。

ベリンガムの古巣バーミンガムを率いるルーニー氏もまだ温かい目が必要としつつ、アドバイスとともに活躍ぶりを絶賛した。

「ジュードはこのままいけば、ベストではないにしろ、ベストの1人になれるポテンシャルを秘めている。我々は彼をサポートしないと。私の目には彼は将来のイングランドのキャプテンのように映る」

「彼の身の振り方や話し方、ピッチでの様子は本当に感銘を受ける。彼は20歳にしてもうリーダーなんだ。我々がそんなイングランド代表の将来を守っていかないとだし、見守る必要がある」

「若い選手にとって、調子が落ちたり、ピッチ外で問題が起きたりするのは大変だし、ノイズを消し去るのも難しい。しかも、彼はレアル・マドリーでプレーしている。悪い試合をすれば、大変な目に遭う」

「イングランド代表としても多くのプレッシャーがかかるし、周りの人に支えられながら、物事をシンプルにしていくのが大事だ。彼は調子が良い。落ち込んだら、みんなで支えていこう」

「まだ20歳だが、プレーしたビッグゲームの数からして、24、25歳のキャリアを積んでいることだろうね。大事なのはそれを楽しむこと。そして、楽しみ続けることだよ」

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