大分空港の宇宙港化やホーバー運航を応援 大分市のイベント会社が歌制作【大分県】

「宙へ」のプロモーション映像の一場面

 【大分】イベントなどを手がける「テイクファイブ」(大分市)が、大分空港(国東市)の宇宙港化や、同空港と大分市を結ぶホーバークラフトの運航を応援する歌「宙(そら)へ」を作った。今月中に同社ホームページで無料配信する予定。

 「キラキラ輝く星の先」「もうすぐ宙へ飛べる」―。アップテンポのメロディーに乗せて宇宙や宇宙港をイメージした歌詞を届ける。サブタイトルは「かんたん港園から」。ホーバーのターミナルが整備される西大分地区にあるかんたん港園を宇宙への出発場所、宇宙からの玄関口に見立てており、園内のオブジェなども歌に登場する。

 「宙へ」の制作は、別府湾を望む景観など港園の魅力を伝えることや、同社のネット番組の主題歌作りも目的。番組出演者と、高崎山自然動物園(市内神崎)などをPRするユニット「ピークル」がそれぞれ8月にレコーディングした。

 番組の第18回(9月18日配信)でプロモーション映像を公開。今月21日に市内の大分いこいの道広場である「輪(わ)い笑(わ)いフェスタ!」でもピークルが披露する予定。

 同社は「かんたん港園からホーバー、空港を通じて宇宙旅行へ出発できる。そんな未来が来ることを願っている。多くの人に歌を聴いてほしい」と話した。

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