世代、価値観越え交流のフェス 北上で21、22日「+Village」

実行委メンバーと打ち合わせをする高橋堅太さん(左から2人目)

 花巻市石鳥谷町出身でサウンドエンジニアとして東京で起業した高橋堅太さん(33)らが企画したフェス「+Village(プラスヴィレッジ)」が21、22の両日、北上市で初開催される。同世代と「価値観、年代を問わないリアルな交流の場」をつくりたいと県内外のアーティストやDJの賛同を得た。古里から全国の地方に展開していく構えで交流・関係人口の創出につなげていく。

 会場の同市稲瀬町のアウトドア施設「ザ・キャンパス~トロイカの森~」。紅葉が始まった中山間地の里山で、20日は高橋さんら実行委メンバーがライブステージを設営した。

 ビデオ会議システムZoom(ズーム)で出演交渉を重ね、本番はふくい舞さん、TOTALFATのBuntaさん、DJの瀧澤賢太郎さん、松本哲也さんら19組が出演。竹あかり作りやサウナ体験、カラオケステージ、たき火エリアなども設け、五感で楽しめるコンテンツをそろえた。

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 前夜祭(21日)は午後3時~同9時、本祭(22日)は午前11時~午後9時。当日券は2日間共通で一般3千円、学生・高校生1500円、中学生以下無料。

 

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