ジャイアンツの新監督探し メルビンとバリテックが候補に浮上か

2年連続でプレーオフ進出を逃したゲーブ・キャプラー監督をシーズン終了間際に解任し、来季に向けて新監督探しを進めているジャイアンツ。「ジ・アスレチック」のアンドリュー・バガーリー記者によると、ジャイアンツはFA市場がオープンする前に新監督を決めたいと考えており、パドレスにボブ・メルビン監督への面接許可を求める方針のようだ。また、「ニューヨーク・ポスト」のジョエル・シャーマン記者によると、レッドソックスのジェイソン・バリテック捕手コーチも候補になっているという。

ジャイアンツはすでに新監督探しをスタートしており、すでに内部昇格候補の3人(カイ・コレア・ベンチコーチ、マーク・ホールバーグ三塁ベースコーチ、アリッサ・ナッケン・アシスタントコーチ)との面接を済ませている。また、長年にわたってジャイアンツのコーチを務め、現在はアドバイザー職に就いているロン・ウォタスも候補者のリストに含まれているとみられる。

地元紙「サンフランシスコ・クロニクル」は昨季まで10年間メジャーでプレーし、今季はマリナーズでブルペンコーチを務めているスティーブン・ボートも今週中に面接が予定されていることをリポート。そして、「ジ・アスレチック」のバガーリー記者は、現在プレーオフを戦っているレンジャーズのドニー・エッカー・ベンチコーチ、A・J・プレラー編成本部長との不仲が噂されるパドレスのメルビン監督という2人の外部候補に対し、ジャイアンツが面接許可を求める方針であることを伝えている。

さらに、「ニューヨーク・ポスト」のシャーマン記者は、現役時代にレッドソックスの正捕手・主将として活躍し、現在は古巣レッドソックスで捕手コーチを務めているバリテックに対しても、ジャイアンツは面接許可を求め、レッドソックスからは許可を得たという。バリテックがジャイアンツ監督の座に興味を示した場合、本格的に面接が行われることになりそうだ。

コレア、ホールバーグ、ナッケン、ウォタス、ボート、エッカー、メルビン、バリテックと多くの候補者の名前が浮上しているジャイアンツ新監督。ファーハン・ザイディ編成本部長が最終的にキャプラーの後任として誰を選ぶのか、今後の動向に注目が集まる。

The post ジャイアンツの新監督探し メルビンとバリテックが候補に浮上か first appeared on MLB.JP.

© MLB Advanced Media, LP.