護衛艦や潜水艦、海自艦艇に興味津々 海自横須賀基地で開放行事

スカジャンを着て、来場者に海上自衛隊をPRする伊藤弘横須賀地方総監=横須賀基地

 海上自衛隊横須賀基地(神奈川県横須賀市)の一般開放「オータムフェスタ」が21日、行われた。近くのヴェルニー公園では市商工会議所などによる「秋のよこすかカレーフェス」も開催され、ミリタリーファンや家族連れでにぎわった。

 最新鋭のステルス護衛艦「くまの」やヘリコプターなどを公開。潜水艦「なるしお」は潜行や浮上に使う潜舵(せんだ)と、潜望鏡を上げ下げする動作を披露した。横須賀地方総監の伊藤弘海将もスカジャンを着るなどして、記念撮影に応じた。中国による禁輸の影響を受ける国産水産加工物などの販売ブースも設けられた。

 東京都豊島区から来た高校2年生の男子生徒(16)は「高校卒業後は海自に入隊し、潜水艦乗りになりたい」と話していた。

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