シュワーバーが左打者新記録 アルトゥーベは最多記録まであと3本

カイル・シュワーバー(フィリーズ)は日本時間10月21日に敵地チェイス・フィールドで行われたダイヤモンドバックスとのリーグ優勝決定シリーズ第4戦で4回表に反撃のソロ本塁打を放ち、これがプレーオフ通算19本目のアーチに。「ミスター・オクトーバー」ことレジー・ジャクソンを抜き、左打者新記録を樹立した。また、レンジャーズとのリーグ優勝決定シリーズ第5戦で逆転3ランを放ったホセ・アルトゥーベ(アストロズ)はプレーオフ通算26本塁打となり、歴代最多記録まであと3本に迫っている。

地区シリーズまで不振だったものの、リーグ優勝決定シリーズに入って自慢の強打を取り戻し、4試合で4本塁打を量産しているシュワーバー。カブス時代の2015年に5本、2017年に1本、レッドソックス時代の2021年に3本、フィリーズに加入した2022年に6本とプレーオフでコンスタントに一発を放ってきたが、今回のリーグ優勝決定シリーズでの4本を加え、ついに「ミスター・オクトーバー」が持つ左打者最多記録を更新した。

アルトゥーベはプレーオフ初出場の2015年は6試合でノーアーチだったが、2017年以降は7年連続でプレーオフに出場し、2017年に7本、2018年に1本、2019年に5本、2020年に5本、2021年に5本と着実に数字を伸ばしてきた。2021年のプレーオフが終了した時点で通算23本塁打となり、バーニー・ウィリアムスを抜いて歴代2位に。2022年は13試合でノーアーチに終わったものの、今年は地区シリーズで1本、リーグ優勝決定シリーズで2本を加え、メジャー記録保持者のマニー・ラミレスまであと3本に迫っている。

プレーオフ通算本塁打数の歴代トップ10は以下の通り。

1 マニー・ラミレス 29
2 ホセ・アルトゥーベ 26
3 バーニー・ウィリアムス 22
4 デレック・ジーター 20
5 アルバート・プホルス 19
5 ジョージ・スプリンガー 19
5 カイル・シュワーバー 19
8 アレックス・ブレグマン 18
8 カルロス・コレア 18
8 レジー・ジャクソン 18
8 ミッキー・マントル 18
8 ネルソン・クルーズ 18

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