黒沢尻工、4年ぶりV 高校ラグビー岩手県大会

決勝 黒沢尻工―黒沢尻北 前半14分、黒沢尻工のSO小田島功弥(中央手前右)が先制トライを奪う=21日、盛岡市永井・いわぎんスタジアム

 第103回全国高校ラグビー大会県大会は21日、盛岡市永井のいわぎんスタジアムで決勝が行われ、黒沢尻工が14―7で黒沢尻北を下し、4年ぶり32度目の頂点に立った。大阪府東大阪市の花園ラグビー場で12月27日に開幕する全国大会に出場する。

 黒沢尻工は前半14分、ラインアウトからチャンスをつくり、SO小田島功弥(こうや)(2年)が先制トライ(ゴール)。同28分には敵陣インゴール内で相手のキックにチャージ。こぼれ球をCTB梅木颯斗(しゅうと)主将(3年)が押さえてトライ(ゴール)し、14―0とリードを広げた。

 黒沢尻北は後半4分、ラインアウトからモールで攻め、CTB中野獅王(れお)(2年)のトライ(ゴール)で追い上げたが、3連覇はならなかった。

© 株式会社岩手日報社