岩手県玄関口、どっと混む―。盛岡市の盛岡駅前の県道を歩行者天国にする「開運ホコテン」が21日、初開催された。普段は路線バスや車が行き交う130メートル区間は市民、観光客らが飲食や買い物を楽しみ、活気に満ちた。主催者は「歩いて楽しむまち盛岡」の発展へ継続開催を検討している。
小雨がぱらつく駅前。正午に開幕し、来場者はじゃじゃ麺や唐揚げを口に運びながら練り歩く。肌寒さはあったが、つきたての餅の振る舞い、さんさ踊りなどが会場の熱気を高めた。
今後、近隣13カ所や当日会場内に設けたカメラの映像から、人工知能(AI)を用い人流や交通への影響を分析する。来場者への聞き取り、アンケート結果も基に改善点を探り、次回以降の頻度や規模を検討する。