北アルプスの三俣蓮華岳に向かったとみられる20代の男性2人の行方が分からなくなっています。警察が捜索をしましたが手掛かりはみつかっていません。
行方が分からなくなっているのは東京都稲城市の大学生の男性(23)と、世田谷区の自営業の男性(26)です。
2人は18日から1泊2日の予定で大町市の七倉登山口から北アルプスに入り、三俣蓮華岳方面に向かったとみられています。
下山予定の19日の夕方、大学生から家族に「もう一泊する」と連絡がありましたが、翌20日以降は連絡が取れないため、家族が警察に相談していました。
21日までに他の登山者が登山道で「2人らしき人物とすれ違った」という情報があります。
警察は2人が遭難した可能性があるとみて22日朝から地上と上空から捜索をしましたが、手掛かりはみつかりませんでした。2人はテントなどの装備はあるとみられますが、三俣蓮華岳周辺は雪が積もっているということです。