監督生活40年 中原英孝さん 教え子300人集まり「勇退式」【長野・松本市】

甲子園通算14勝、この夏で高校野球の監督を退いた中原英孝さんです。勇退式に集まった300人の教え子を前に、監督生活40年を「幸せだった」と振り返りました。

■中原英孝さん
「素晴らしい生徒との巡り合いの多さ、こんなに素晴らしい会場でセレモニーをさせていただいて、本当に…幸せな人生だったなと思います」

親交があったスポーツキャスター・長島三奈さんもサプライズで花束を渡しました。

中原さんは池田町出身。松商学園、長野日大、日本ウェルネス長野で合わせて40年指揮をとりました。甲子園出場は春夏合わせて11回、県内の監督として最多の通算14勝をあげました。

■松商学園時代の教え子・辻利行さん
「長野県の野球界を盛り上げた一人だと思いますし、辞めるのは寂しい思いもあるけど、本当に感謝の気持ちでいっぱいです」

松本市で開かれた勇退式に集まった教え子はおよそ300人。20代~70代までいます。

■中原英孝監督
「一期生が5歳しか違わない。各年代から大勢来てもらって自分でも幸せ者だと思っています」

これからは「観客席から高校野球を見たい」と話しました。

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