「バトルやファイトでしっかり上回らないと」浦和DF荻原拓也が首位・浦項とのゲームへ意気込み「自分たちにフォーカスする試合になる」

浦項との試合に向けた記者会見に登場した浦和DF荻原拓也[写真:©︎CWS Brains, LTD.]

浦和レッズのDF荻原拓也が、AFCチャンピオンズリーグ(ACL)第3節の浦項スティーラース戦に向けて前日会見に臨んだ。

ディフェンディングチャンピオンとして今シーズンのACLに臨む浦和。初戦はアウェイで武漢三鎮と引き分けた中第2戦はホームでハノイFC相手に6-0と大勝を収めた。

対戦する浦項は開幕2連勝中。浦和としてはホームとアウェイでの連戦で連勝し、首位の座を奪いたいところ。Jリーグでも優勝争いに踏みとどまり、YBCルヴァンカップでは決勝に勝ち残っており、大事な戦いが続く。

荻原はグループ首位の相手との一戦に向け「順位表を見てもわかるように、首位浮上に向けて大事な一戦になります」とコメント。「特にACLは独特な雰囲気があり、ここ数試合のアウェイゲームは難しいなと感じている中で、このグループステージではホームで勝ち点を積み重ねることが大事だと思っています」と、ホームゲームで直接ライバルを叩くことが大事だと語った。

また「かなり連戦が続いている中で、チームが総力戦となり、出た選手1人1人がクオリティを出してチームに貢献することが大事だと思います」とコメント。「明日は自分自身も含めてチームとして自分たちのサッカーをして勝ちたいと思います」と、チーム一丸となって立ち向かうことが大事だとした。

ACLという舞台については「選手だけじゃなく、サポーターも含めてスタジアム全体が一丸となってタフに戦わないと勝てない大会だという認識があります」と語る荻原。韓国のチームとの対戦はあまり分が良くないが「韓国のチームとの試合を歴史的に見ても、かなり難しいゲームになっていると思います」と印象を語り、「チームとして相手を戦術的にしっかり上回っていきたいということもありますが、サッカーの本質的なバトルやファイトでしっかり上回らないと難しいゲームになると感じています」と、ピッチ上での戦いで負けるわけにはいかないとした。

浦項の選手の印象については「特に気をつけなければならない選手というのはFWのブラジル人、アンダー世代で代表に選ばれている若い選手も含めて、オフェンス陣はクオリティのある選手がいます」と攻撃陣を警戒。「ただ、チームとしてのコレクティブな守備、マンツーマン気味の守備というのは自分たちが戦術的にしっかり打開していかなければ難しいなと。非常に良い守備をする印象です」と、守備が堅いという印象があるという。

その上では「自分たちのサッカーを明日どれだけ見せられるか。自分たちにフォーカスする試合になると思う」と、浦和らしいサッカーをしっかり出すことが勝利に近づくとした。

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