「次は世界」小学女子相撲で全国V 宮古の佐々木海寧さん

世界大会出場を目標に、稽古を積む佐々木海寧さん

 岩手県宮古市の津軽石相撲クラブに所属する佐々木海寧(あまね)さん(津軽石小4年)は、今月開かれた第26回全日本小学生女子相撲大会(日本女子相撲連盟主催)の4年生以下の部(35キロ以上級)で優勝した。5歳から歩み始めた相撲道で初の全国制覇。さらなる目標に「世界大会出場」を掲げ、日々稽古を積み上げる。

 大会は1日に京都府で開かれ、佐々木さんの部門には17人が出場。全国各地の選手とぶつかるトーナメント戦で、寄り切りと寄り倒しを決まり手に4試合を勝ち抜き、栄冠を手にした。

 基本に忠実な押し相撲が得意で「全国の舞台に立つため、ずっと練習を頑張ってきた。次は世界の強い選手が競う場を目指す」と闘志を燃やす佐々木さん。力強く四股を踏むその足で、成長の階段を駆け上る。

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