フルアム、マルコ・シウバ監督が2026年まで契約延長! 今夏サウジアラビアからオファーも残留

クレイブン・コテージ残留を選択したマルコ・シウバ監督[写真:Getty Images]

フルアムは24日、マルコ・シウバ監督(46)との契約を2026年6月30日まで延長したことを発表した。

今夏サウジアラビアのアル・ヒラルから熱心な誘いがありながらも、クレイブン・コテージ残留を選択したポルトガル人指揮官は、今回の新契約締結の理由を語っている。

「しばらくの間話し合っていたことで、新契約にサインすることができて本当に嬉しいよ。双方が満足していて、これからも一緒に仕事を続けたいと思っているときは、常に良い兆候だ」

「ビジネスはまだ終わっていないと感じているが、我々は素晴らしい2シーズンを過ごした。このクラブをプレミアリーグで維持することが目標であることは明らかだ。これはこのクラブの将来にとって鍵であり、我々はその目標を達成するために懸命に取り組んでいる」

「オーナーの信頼を感じ、サポートしてもらうことが重要だ。オーナーとの関係、そしてフルアム全体との関係は、この決断と過去2シーズンの成功において本当に重要だった」

「これらのプレーヤーたちが初日から示してきた献身と野心は、我々が達成したことの鍵であり、それはこれからもずっと同じであり、我々の基本であるファンの無条件のサポートとともにね。これからも一緒に続けていこう、この長い旅を…」

これまで母国のエストリル、スポルティングCPと、オリンピアコスの指揮官を歴任したマルコ・シウバ監督は、2017年1月にハル・シティの新指揮官に就任。イングランドでのキャリアをスタートすると、ワトフォード、エバートンでの指揮を経て、2021年7月からフルアムで指揮を執る。

就任1年目となった2021-22シーズンは、チャンピオンシップ(イングランド2部)で圧倒的な攻撃力を武器に歴史的な快進撃をみせ、優勝と共に1年でのプレミアリーグ復帰に導いた。また、昨シーズンも最大の目標であったプレミアリーグ残留を早々に決め、10位フィニッシュを成し遂げていた。

現行契約が今シーズン終了までとなっていたなか、チームはここまで3勝2分け4敗の13位に位置している。

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