ジャパンモビリティショー26日開幕 日産はEVコンセプトモデルお披露目

26日の開幕を前に報道陣に公開された「ジャパンモビリティショー」=25日、東京都江東区の東京ビッグサイト

 自動車の最先端技術を紹介し、モビリティ社会の将来を考える展示会「ジャパンモビリティショー」(旧・東京モーターショー)が東京ビッグサイト(東京都)で25日、26日の開幕を前に報道陣に公開された。日本自動車工業会の主催で、一般公開は28日から11月5日まで。 

 本来は2年に1度だが、新型コロナウイルス禍で中止され、4年ぶりの開催。トヨタ自動車(愛知県)、ホンダ(東京都)、日産自動車(横浜市西区)、いすゞ自動車(同)など国内外の完成車メーカーやアイシン(愛知県)、ニッパツ(横浜市金沢区)といった部品メーカー、その他研究機関やベンチャー企業など計475者が出展する。「CASE(コネクテッド・自動化・シェアリング・電動化、の意)」技術が当たり前になる時代を見据え、自社技術やモビリティ社会の未来像をアピールした。 

 国内主要メーカーは、電気自動車(EV)をはじめとするコンセプトモデルを多数出展。トヨタは2026年導入予定の高級ブランド「レクサス」のEVコンセプトモデル「LF─ZC」を世界で初公開したほか、日産は各種EVコンセプトモデルをお披露目した。

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