ボリビア代表がコスタス監督を解任、後任は元鹿島指揮官のザーゴ氏が濃厚

ボリビア代表の新監督就任が噂されるザーゴ氏[写真:Getty Images]

ボリビアサッカー協会(FBF)は25日、アルゼンチン指揮官グスタボ・コスタス監督(60)の解任を発表した。

2022年11月にパブロ・エスコバル暫定監督からチームを引き継いだグスタボ・コスタス監督は、これまで10試合を指揮し1勝1分け8敗と大きく負け越しており、9月に始まった北中米ワールドカップ(W杯)南米予選では、ブラジル代表、アルゼンチン代表、エクアドル代表、パラグアイ代表と4連敗を喫し、最下位に沈んでいた。

なお、ボリビアのテレビ局『eju』によれば、後任候補にはかつて鹿島アントラーズを率いたブラジル人指揮官のアントニオ・カルロス・ザーゴ氏(54)と元コスタリカ代表監督のルイス・フェルナンド・スアレス氏(63)の名が浮上しているが、FBF首脳陣内ではザーゴ氏を支持する声が多いとのことだ。

2020年1月から2021年4月まで鹿島を指揮したザーゴ氏は、2021年7月からボリビア1部ボリバルを指揮。2022シーズン前期でリーグ優勝を果たすなど実績を積み重ねたが、昨年12月に退任。今年4月下旬からはブラジルのコリチーバを率いていたが、わずか2か月で解任され、以降はフリーの状態が続いている。

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